子供のiPhoneを制限する方法|スクリーンタイムで使いすぎ・課金・夜ふかしを防ぐ
子供がiPhoneばかり見ていて、何度注意してもやめない。YouTube、ゲーム、SNS、動画アプリをずっと開いていて、宿題や睡眠に影響が出ている気がする。
そんなときは、まずiPhoneに最初から入っている「スクリーンタイム」を使ってみてください。
スクリーンタイムを使えば、アプリの使用時間、夜の利用、勝手な課金、年齢に合わないコンテンツなどを制限できます。
追加アプリを入れる前に、まずはこの標準機能だけでもかなり対策できます。
この記事でわかること
・子供のiPhoneを制限する基本設定
・スクリーンタイムでアプリ時間を決める方法
・夜のスマホ・課金・有害サイトを防ぐ方法
・親がやりがちな失敗と対策
子供のiPhone制限は「怒る」より先に設定する
子供のスマホ問題で一番つらいのは、毎日同じことで親子げんかになることです。
「もうやめなさい」「あと5分だけ」「さっきも言ったでしょ」というやり取りが続くと、親も子供も疲れてしまいます。
そこで大事なのが、口で注意する前に仕組みで止めることです。
iPhoneには「スクリーンタイム」という機能があり、使える時間、使えるアプリ、見られるサイト、課金の可否などを親が設定できます。
Apple公式でも、スクリーンタイムでは子供がどのアプリやWebサイトをよく使っているか確認でき、アプリ制限や年齢に合わない内容のブロックができると案内されています。
つまり、親がずっと見張らなくても、iPhone側で一定のルールを守らせることができます。
もちろん完璧ではありませんが、何もしないよりはかなり楽になります。
まず設定する前に決めておくこと
スクリーンタイムを設定する前に、いきなり細かく制限しすぎるのはおすすめしません。
子供からすると、急に全部禁止されたように感じて反発しやすくなるからです。
最初に決めるポイント
- 平日は何時間まで使っていいか
- 夜は何時から使わないか
- ゲーム・動画・SNSのどれを優先して制限するか
- 連絡用アプリは使えるようにするか
- 課金やアプリ追加を許可するか
最初は「ゲームだけ1日1時間」「夜9時以降は休止」くらいから始めると現実的です。
いきなり全部止めるより、まず一番困っている行動だけを止めるほうが続きやすいです。
スクリーンタイムをオンにする方法
まずは子供のiPhoneでスクリーンタイムをオンにします。
親のiPhoneからファミリー共有で管理する方法もありますが、ここでは初心者でもわかりやすいように、子供のiPhone本体から設定する流れで説明します。
基本手順
- 子供のiPhoneで「設定」を開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 画面の案内に沿ってスクリーンタイムをオンにする
- 必要に応じて「これは子供用のiPhoneです」を選ぶ
- スクリーンタイム・パスコードを設定する
ここで大事なのは、スクリーンタイム・パスコードを子供に知られない番号にすることです。
iPhoneのロック解除番号と同じにすると、子供が簡単に設定を変えられる可能性があります。
注意:
スクリーンタイム・パスコードは、iPhone本体のロック番号とは別の番号にしてください。
子供の誕生日、親の誕生日、よく使う番号も避けたほうが安全です。
ゲーム・YouTube・SNSの時間を制限する方法
子供のiPhone制限で一番使うのが「App使用時間の制限」です。
これは、ゲーム、動画、SNSなどのアプリに対して、1日あたりの使用時間を決められる機能です。
App使用時間の制限
- 設定を開く
- スクリーンタイムをタップ
- App使用時間の制限をタップ
- 制限を追加をタップ
- 制限したいカテゴリやアプリを選ぶ
- 1日の使用時間を決める
たとえば、ゲームを1日1時間にしたい場合は、ゲームカテゴリを選んで「1時間」に設定します。
YouTubeだけを制限したい場合は、アプリ一覧からYouTubeを選んで個別に制限できます。
最初から30分など厳しくしすぎると、子供が強く反発することがあります。
まずは「平日は1時間、休日は2時間」など、家庭の生活リズムに合わせて調整するのがおすすめです。
夜のスマホを止めるなら「休止時間」を使う
寝る前のスマホは、親が一番困りやすいポイントです。
布団に入ってから動画を見る、ゲームをする、友達とメッセージを続ける。
これが続くと、朝起きられない、学校で眠い、機嫌が悪いという流れになりやすいです。
そんなときは「休止時間」を使います。
休止時間を設定すると、指定した時間帯は多くのアプリが使えなくなります。
休止時間の設定
- 設定を開く
- スクリーンタイムをタップ
- 休止時間をタップ
- 開始時間と終了時間を決める
- 例:21:00〜翌朝7:00
連絡用に電話やメッセージだけ残したい場合は、あとで「常に許可」から使えるアプリを選べます。
すべてを止めるのではなく、必要な連絡手段だけは残しておくと安心です。
勝手な課金を防ぐ設定
子供のスマホで特に怖いのが、ゲームやアプリ内の課金です。
少額でも何度も課金すると大きな金額になります。
Apple公式のペアレンタルコントロール案内でも、App Storeでの購入、アプリのインストール、アプリ内課金などを許可しない設定にできると説明されています。
アプリ内課金を防ぐ手順
- 設定を開く
- スクリーンタイムをタップ
- コンテンツとプライバシーの制限をタップ
- オンにする
- iTunesおよびApp Storeでの購入をタップ
- アプリ内課金を「許可しない」にする
ここは必ず設定しておきたい場所です。
特に、子供がゲームをよくする場合は最優先です。
「無料ゲームだから安心」と思っていても、ゲーム内アイテムやガチャで課金が発生することがあります。
勝手にアプリを入れられないようにする
子供が勝手にアプリを入れてしまう場合も、スクリーンタイムで対策できます。
友達にすすめられたアプリ、動画で見たゲーム、年齢に合わないSNSなどを自由に入れられる状態は、親として不安が残ります。
アプリ追加を制限する手順
- 設定を開く
- スクリーンタイムをタップ
- コンテンツとプライバシーの制限をタップ
- iTunesおよびApp Storeでの購入をタップ
- インストールを「許可しない」にする
この設定をしておけば、子供が勝手に新しいアプリを入れることを防ぎやすくなります。
必要なアプリがあるときは、親が確認してから入れる流れにすると安心です。
有害サイトや年齢に合わない内容を制限する
iPhoneでは、Webサイトやコンテンツの制限もできます。
子供がSafariで検索したときに、年齢に合わないサイトへ行ってしまうのを防ぎたい場合は、この設定を見直してください。
Webコンテンツ制限の手順
- 設定を開く
- スクリーンタイムをタップ
- コンテンツとプライバシーの制限をタップ
- App Store、メディア、Web、ゲームをタップ
- Webコンテンツをタップ
- 制限内容を選ぶ
ただし、スクリーンタイムだけですべての危険を完全に防げるわけではありません。
動画アプリ、SNS、ブラウザアプリなど、それぞれのアプリ内設定も必要になることがあります。
まずはiPhone本体の制限を入れ、そのうえでよく使うアプリ側の設定も確認しましょう。
子供にバレにくい設定より、家庭ルールとセットが大事
スクリーンタイムは便利ですが、こっそり設定するだけだとうまくいかないことがあります。
子供からすると、急に使えなくなった理由がわからず、親への不満だけが強くなることがあるからです。
おすすめは、短く理由を伝えることです。
長い説教はいりません。
伝え方の例
「寝る時間が遅くなって朝つらそうだから、夜9時からはスマホを休みにするね」
「ゲームは悪くないけど、長くなりすぎるから平日は1時間にしよう」
「課金はお金がかかるから、親に相談してからにしよう」
ポイントは、スマホを悪者にしすぎないことです。
スマホは連絡、勉強、調べものにも使えます。
だからこそ「禁止」ではなく「使い方を整える」という話にしたほうが、子供も受け入れやすくなります。
よくある失敗と対策
失敗1:パスコードを子供に知られる
一番多い失敗です。
子供が番号を知ってしまうと、制限を解除できる場合があります。
入力しているところを見られないようにし、誕生日や電話番号など推測しやすい数字は避けましょう。
失敗2:制限を厳しくしすぎる
いきなり全部禁止すると、子供は抜け道を探しやすくなります。
最初は一番困っているアプリだけ、または夜だけなど、範囲をしぼるのがおすすめです。
失敗3:親のスマホも見直していない
子供は親の行動をよく見ています。
親が食事中もずっとスマホを見ていると、子供だけに制限をかけても納得しにくくなります。
家族全体で「食事中は置く」「寝室に持ち込まない」などのルールにすると続きやすいです。
スクリーンタイムだけで足りない場合
スクリーンタイムは無料で使える便利な機能ですが、家庭によっては足りないこともあります。
たとえば、子供が複数の端末を使っている、Android端末もある、外出先の利用状況も細かく見たい、位置情報も一緒に確認したい場合です。
その場合は、見守りアプリやフィルタリングサービスを検討してもよいでしょう。
ただし、最初から有料サービスに入る必要はありません。
まずはiPhone標準のスクリーンタイムを設定し、それでも困る部分が残るなら追加対策を考える流れで十分です。
追加アプリを検討してもよいケース
- スクリーンタイムを何度も突破される
- iPhone以外の端末も管理したい
- 外出先での利用状況も見たい
- 位置情報や見守り機能もほしい
- 親が設定を細かく見る時間がない
まとめ:まずは5分でできる3つだけ設定する
子供のiPhone制限は、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
大事なのは、今日から少しでも親子げんかを減らすことです。
まず設定したい3つ
- スクリーンタイム・パスコードを設定する
- ゲームや動画アプリに時間制限をかける
- 夜は休止時間を設定する
この3つだけでも、スマホの使いすぎ対策としてはかなり効果があります。
さらに、課金が心配ならアプリ内課金を「許可しない」にする。
有害サイトが心配ならWebコンテンツ制限を見直す。
この順番で進めれば、無理なく整えられます。
子供にとってスマホは、楽しいものでもあり、友達とのつながりでもあり、勉強道具にもなります。
だからこそ、全部取り上げるより「安全に使える形」にしていくことが大切です。
よくある質問
スクリーンタイムは無料で使えますか?
はい。iPhoneに標準で入っている機能なので、基本的に無料で使えます。
追加アプリを入れなくても、時間制限、休止時間、課金制限、コンテンツ制限などを設定できます。
子供に解除されることはありますか?
スクリーンタイム・パスコードを知られると解除される可能性があります。
iPhoneのロック番号とは別の番号にし、子供に見られないように入力してください。
YouTubeだけ制限できますか?
できます。App使用時間の制限でYouTubeアプリを個別に選び、1日の使用時間を設定します。
動画アプリ全体を制限したい場合は、エンタメ系カテゴリでまとめて制限する方法もあります。
夜だけiPhoneを使えなくできますか?
できます。「休止時間」を使えば、たとえば21時から翌朝7時まで多くのアプリを使えない状態にできます。
電話やメッセージなど必要なアプリだけ許可することも可能です。
課金トラブルを防ぐには何を設定すればいいですか?
「コンテンツとプライバシーの制限」から「iTunesおよびApp Storeでの購入」を開き、アプリ内課金を「許可しない」に設定してください。
ゲームをよく使う子供の場合は、早めに設定しておくと安心です。
参考情報:Apple公式サポート「スクリーンタイムを使ってお子様のiPhoneやiPadを管理する」「ペアレンタルコントロールを使ってお子様のiPhoneやiPadを管理する」

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